21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
地球サミット20周年記念 リオ+20報告 環境NGOリーダーが語る リオを実現していくのは地域だ! 8/17
1992年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた「環境と開発に関する国際連合会議」通称、地球サミットから20年。今年6月、同じ場所で、地球サミット「リオ+20」が行われました。地球サミットでは、アジェンダ21がつくられ、さまざまな主体が持続可能な社会の実現のために行動する契機となりました。
当時、すでに環境活動をしていた、環境市民 代表理事の杦本育生さん、ウータン・森と生活を考える会 事務局長の西岡良夫さんは、会議の結果をどう受け止め、今後の環境活動にどう活かすのでしょうか。
現地に行った、石崎雄一郎さんの現地報告と共に、20年以上活動を続けてきた環境NGOリーダーの2人による特別対談を行います。
「リオ+20」後。私たちはどう行動を起こしていくべきなのか一緒に考えましょう!
■日時:8月17日(金)午後6:00受付開始 午後6:30から8:40
■会場:京エコロジーセンター 1Fシアター
■定 員:50人
■参加費:一般500円/学生300円 ※資料代として
■主 催:ウータン・森と生活を考える会、NPO法人環境市民、京のアジェンダ21フォーラム
■協 力:特定非営利活動法人 エコ・リーグ、京都市ごみ減量推進会議、京エコロジーセンター
■後 援:自治労京都府本部現業評議会
プログラム(予定)
6:00 受付開始
6:30-7:30 「リオ+20」報告
石崎 雄一郎(京のアジェンダ21フォーラム 事務局・コーディネーター)
7:30-7:40 休憩
7:40-8:40 特別対談:「リオを実現していくのは地域だ!」
杦本 育生(NPO法人環境市民 代表理事)
西岡 良夫(ウータン・森と生活を考える会 事務局長)
地球サミットとは……
1992年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された環境と開発に関する国連会議。約100か国から首脳級の代表者が集まり、持続可能な開発に向けた地球規模での新たなパートナーシップの構築に向けた「環境と開発に関するリオ・デ・ジャネイロ宣言」(リオ宣言)と、この宣言の諸原則を実施するための行動計画である「アジェンダ21」、「森林原則声明」が合意された。また、別途協議が続けられていた「気候変動枠組条約」と「生物多様性条約」がこの会議で採択された。「アジェンダ21」の中で、持続可能な発展のために地方公共団体の行動計画「ローカルアジェンダ」を定めることを求めている。
申込方法
お名前、連絡先(電話、メール)、一般または学生を明記の上、お申し込みください。
(申込先)NPO法人環境市民
TEL:075-211-3521 FAX:075-211-3531
E-mail:life@kankyoshimin.org
プロフィール
石崎 雄一郎(京のアジェンダ21フォーラム事務局・コーディネーター )
地球サミットでうまれた持続可能な社会へ向けての行動計画であるアジェンダ21を京都市で推進するために、市民・行政・NPO・企業などさまざまなセクターとのパートナーシップのもと、環境のまちづくりのための施策をコーディネートしている。熱帯林保全のNGOでも活動しており、ウータン・森と生活を考える会/インドネシア植林担当、ボルネオ保全トラストジャパン理事。セヴァン・スズキとは同い年。
西岡 良夫(ウータン・森と生活を考える会 事務局長)
1974年から自然を返せ!関西市民連合に参加。南アルプスのスーパー林道、農薬空中散布反対、関空建設反対等。同連合古澤広佑氏からアジアの情報を聞き、1985年に初めて海外に。フィリピンの禿山、違法伐採調査の後、6名でウータン1988年に設立し、翌年から事務局長に。サラワク先住民を呼び全国ツアーで原生林保護PR。2003年からラミン調査会と違法ラミン材停止行動実施。2007年、日本の500社が使用停止。インドネシアNGOのテラパック等と連携しシンガポールの企業等に停止申し入れで8割の企業がラミン材停止。同年、テラパック等と違法ラミン停止宣言。その後ボルネオ島違法伐採取締に調査、停止依頼。8割の密輸停止に。2008年から中カリマンタンで再植林やオランウータン保護活動にも関わる。
杦本 育生(NPO法人 環境市民 代表理事)
1992年、環境問題に取り組む様々な人々と環境市民を創設。日本で初の「グリーンコンシューマーガイド」(環境を大切にする買い物ガイド)の企画発行、「日本の環境首都コンテスト」の実施など、日本におけるグリーンコンシューマー活動、エコシティ活動を率先して推進、地域から日本を変えていく取り組みを続けている。