高浜原発はどうなる?

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「高浜原発はどうなる?」

国民主権や、三権分立は小学校で習ったけど、まさか大人になってこんなに意識することになるとは思ってもみませんでした。

4月、大津地裁は、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)に対して、稼働中の原発に対しては初めて運転を差し止める仮処分決定しました。
決定の理由として、以下のような事項が挙げられています。
・関電側によって原発の安全性の立証責任が果たされていない
・新規性基準をクリアしただけでは十分安全とは言えない
・過酷事故時の安全対策が不十分
・国主導での避難計画が必要
関電は執行停止を申し立てましたが、つい先日却下されたようで、運転停止はしばらく続きます。
「高浜原発、引き続き運転できず 大津地裁、仮処分執行停止を却下(福井新聞)」
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/97832.html
一方で、高浜原発1、2号機は原子炉等規制法が定める「40年」の制限を超えて運転しているのにも関わらず原子力規制委員会より運転延長を認可されました。
ただし、高浜1、2号機を再稼働するのに必要な安全対策工事費は2160億円にも上ると試算されています。
「高浜原発の劣化予測、正確さに不安 1、2号機の運転延長を認可(福井新聞)」
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/98114.html
福井県知事は、国(資源エネルギー庁)の再稼動方針に協力する構えであり、行政に期待できない中、なんとか司法の力で食い止めています。
今後、法廷で、同様の判決が出続けるとも限りませんし、
司法だけに期待して待っていればいいかという訳でもないはずです
まだまだ目が離せません。
参院選も、もう間近に迫っている中、立法、(さらには行政?)の風向きをどれくらい変えていけるか、今がまさに大きな勝負時です。
(そんそん)