指を切ってふと思う。 | 認定NPO法人 環境市民

指を切ってふと思う。

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

疲れがたまっていたせいか、包丁で指をさっくり豪快にやっちゃいました。

とっさに指をくわえて冷静に考え、まず輪ゴムできつくしばって止血。絆創膏を探すも見つからず、そのうち指の色が白から紫へと変色してきたので、急いでマスクについていたガーゼを小さく切ってセロテープで巻き留め、患部を親指で上からぎゅっと押さえて輪ゴムを外し、そのまま片手だけで家事をしながら数十分。血が止まって落ち着きました。ふぅ。

応急処置法はかつて学校で習っていたから、一滴の血もこぼさず淡々と対処できました。しかし、もし何も知らなければ大変だっただろうなと、教育水準の低い国では死亡率が高いということが頭をかすめました。こんな単純な事故でも、出血多量や組織の壊死など大変な事態になりえただろうと。

年末は例年いろんな団体が助け合い事業の呼びかけをされています。今年は途上国の子どもの教育を支援する団体に寄付をするようにしたいなと思った事件になりました。(げの字)