もう、春ですよ | 認定NPO法人 環境市民

もう、春ですよ

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

昨日、1月20日は“大寒”でした。二十四節気で、一年中で
もっとも寒いとされる日です。1月6日の小寒から2月3日の
節分までが「寒の内」。今が寒さの本番です。

しかし、同時に今は、“土用”でもあります。土用とは、
季節の変わり目の時期。年に4回、立春、立夏、立秋、立冬の
前の18日間が土用の期間。冬も終わりに近づいています。

実際、畑に立つと、もう真冬とは違う気配を感じます。
夕方の長さ。日差しの力強さ。風の中のぬくもり。
植物たちのいきおい。小鳥のさえずりの練習。
蒔き遅れて年内に芽が出なかったソラマメも、ひょっこり
土から顔を出しました。

ああ、私が感じているのと同じことを、自然の中のみんなも
感じてるんだな、とうれしくなります。

ひるがえって、うちの職場はというと、寒い寒いの連発で、
気がつけばエアコンの温度設定が28℃に……。
寒さに耐えるから、春のよろこびがひとしおなのに。
自然から切り離された人間って、ほんとにだめですね。
(げの字)


─ボランティアスタッフが交代でお届けしています─