21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
気候変動と生物多様性セミナー 1/19(火)
COP21で歴史的と評価される「パリ協定」が採択されました。その内容、成果、そしてこれからの課題についても、分かりやすくお伝えします。
気候変動(地球温暖化)と生物多様性問題は、1992 年の「地球サミット」以来、国際社会に広く認識され、様々な取り組みがなされています。
しかし残念なことに状況は深刻さを増し、人類世界にも地域社会の未来にも大きな影を落としています。気候変動と生物多様は相互に深く関連しており、それに対応する条約も双子の条約として位置付けられています。ただ日本では、気候変動と生物多様性が関連付けて扱われることは、政策でもNPO・市民活動でも、さらに専門家の議論においてもあまり進んでいません。
しかし、気候変動と生物多様性を合わせてみることにより、地球規模の環境問題の本質をより理解することができ、解決に向けての行動に取り組む人々の輪を広げ、行動内容にも新たな視点をえることができるのではないでしょうか。
パリで開催された気候変動枠組み条約第21 回締約国会議では、パリ協定が合意されました。この機会にあらためて、気候変動と生物多様性問題の本質、関連性、解決に向けての行動を考え、提案するセミナーを京都で開催します。皆様のご参加をお待ちしています。(チラシのダウンロードはこちら)
と き:2016年1月19日(火)午後12:30開場 午後1:00から4:30
ところ:京都市国際交流会館ホール
(アクセス)地下鉄「蹴上駅」徒歩6 分 市バス5 系統、100 系統「岡崎公園・美術館・平安神宮前」徒歩10 分 詳しくはこちら(リンク)
■講演「生物多様性」現況と影響予測 名古屋議定書と日本の状況 気候変動との関連
講 師 井田徹治氏
共同通信社編集委員兼論説委員。環境、エネルギー、開発問題を25 年以上、取材し続けている。気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国会議、生物多様性条約締約国会議など多くの国際会議を取材し、世界各国での環境破壊の現状や環境保全、自然保護の取り組みなどを発信。
■講演「気候変動」現況と影響予測 COP21で決まったこと 生物多様性との関連など
講 師 江守正多氏
1970 年神奈川県生まれ。97 年に東京大学大学院総合文化研究科で博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に入所。地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5 次評価報告書主執筆者。国立環境研究地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室長
■パネルディスカッション「気候変動と生物多様性 私たちにどのような行動が必要か」
井田徹治氏 江守正多氏
コーディネーター 杦本 育生(環境市民 代表理事)
コーディネーター 杦本 育生(環境市民 代表理事)
対 象:気候変動と生物多様性に関心のある市民・NPO、事業者、自治体の方、どなたでも
会 費:一般1,000円 学生、環境市民会員、KES会員500円
申込み
できるだけ事前に下記にお申し込みください(当日満席の場合は予約された方を優先します)。以下のフォームより必要事項を記入の上、お申し込みください。
主催 認定NPO法人 環境市民
協力(予定) 気候ネットワーク CAN-Japan
名義後援(予定)京都府 京都市 京都市環境保全活動推進協会 京都商工会議所 京都工業会 京都府地球温暖化防止活動推進センター 京のアジェンダ21フォーラム