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グリーン連合西日本交流会 京都で開催
政府をはじめ、日本社会への影響力を高めていこう、と今年の6月5日、環境の日に誕生した「グリーン連合」(環境市民もメンバー)。
グリーン連合が発足して初めての西日本交流会が8月23日、京エコロジーセンター(京都市内伏見区)で開催しました。当日は、東京からも藤村コノヱ、中下裕子両共同代表も駆けつけました。
第1部は、はじめに藤村コノヱ共同代表(環境文明21)から設立の経緯と発足総会の説明、続いて杦本育生共同代表(環境市民)から設立の趣旨、規約と組織の説明、そして中下裕子共同代表(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)から、これまでの活動報告(環境省への挨拶、設立総会、与党国会議員への挨拶回り、望月義男環境大臣表敬訪問、第1回国会議員との意見交換会)がありました。
第2部は大久保規子大阪大学大学院教授・幹事(オーフスネット)から「なぜグリーン連合が必要なのか」の講演があり、ヨーロッパの環境団体の連合と比較しながらグリーン連合の社会的必要性や期待できることについて具体的な説明がありました。
第3部は、太田航平幹事(地域環境デザイン研究所ecotone)と田浦健朗さん(気候ネットワーク)の進行で、参加者が4つのグループに分かれてのワークショップが行われました。テーマは「グリーン連合に期待すること」「自分に何ができるか」で短時間にもかかわらず多くの意見が出されました。
参加者は、 NGO/NPO36人(20団体)、近畿地方以外に広島、岡山からの参加者もありました。マスメディア2人(京都新聞、朝日新聞)、滋賀県会議員1人、国会議員秘書1人の合計40人でした。これを機にグリーン連合の活動をより全国的なものに発展させていくことが見えてきました。
グリーン連合では今後も各地での交流会を開催する予定です。
(文/環境市民会員・ただすのもり環境学習研究所代表 山田 岳)