独裁政権・軍事政権にNO! 届け民衆の声 | 認定NPO法人 環境市民

独裁政権・軍事政権にNO! 届け民衆の声

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

連日、エジプトの様子がニュースで流れる。
混乱は続いている。
民衆はいつまでも黙ってはいない。
独裁政治にNOをつきつけた。

このまま、退陣するところまでもっていけるか、
固唾を飲んで見守っている。

今もこの世界の中で、
独裁政治や軍事政権は続き、
そこで暮らす人には言論の自由はない。
そして、悲しいことに、そんな国は
まだまだ多く存在している。

エジプトは日本にとって身近な国でありながら、
そんな国の1つだった。

たとえば、ビルマも。
たぶん、日本人には身近ではないだろう。
わざわざ、ビルマと言うには訳がある。
ミャンマーというのは軍事政権がつけた名前だからだ。

立ち上がった民衆を、
軍事政権は結局力で押しつぶした。
そして、今も卑怯な選挙で軍事政権は継続している。

私たちはまず知らねばならない、と思う。
見て来た人はちゃんと伝えようとしている。
だから、取材してきた人に触れる機会は多い。

先日のワンワールドフェスティバルの会場でも、
ジャーナリストのトークイベントが行われ、
多くの人が真剣に聞いておられた。

そんなジャーナリストの一人、
宇田有三さんのビルマ取材の写真が
今、五条河原町のひとまち交流館で展示されている。
11日と13日にはトークショーもある。
まずは知ることではないかと思う。
知れば、ニュースの見方も変わる。(ち)