台所で脱化繊! | 認定NPO法人 環境市民

台所で脱化繊!

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

私は、たわし+アクリルたわし+石鹸ユーザーですが、最近「日本の周辺で獲れた魚から微細なプラスチックが発見される」というニュースを見て、「アクリルたわしも所詮は化繊。できれば脱化繊したいなー」と思い、ふと引き出しの奥にしまっていた「びわこふきん」を引っ張り出して使ってみました。

「びわこふきん」とは太めの木綿の糸をざっくりと編んだ、ふわふわ凸凹した布でアクリルたわしと同じように洗剤を使わずに食器を洗うことができます。これがかなりの優れもの!すでに使っているよーという方もおられるかもしれません。

「びわこふきん」が誕生したのは約20年前。琵琶湖でリンを含んだ洗剤が琵琶湖の汚染問題を起こした時、洗剤による汚染をなくそう、という思いから誕生したそうです。

私の使用感ではありますが、アクリルたわしより汚れの吸着率が高いように感じました。少々の油ものもシャキッと落ち、洗い上がりはまるでどこかの合成洗剤のCMのように「キュキュッ」ときれいに!アクリルたわしを使っていたときは、油汚れの落ちがイマイチで石けんを使う時もありましたがびわこふきんを使うようになってからは、石けんを足すことがほとんどなくなりました。

布は白いのですが、不思議と心配していたほど汚れがつかず、少々荒っぽい使い方をしてもへっちゃら!(ひどい油汚れや食べ物かすは食べるかボロ布であらかじめとることは前提です)

粗く編んであるので乾きも早く清潔に保つのも簡単楽々!もちろん洗剤を使わないので手荒れ知らず♪

「びわこふきん」の回し者みたいになっちゃいましたが、抜群の使用感につい紹介したくなってしまいました。

排水溝から流した水はいつか自分に返ってくるもの。合成洗剤の使用はもってのほかですが、石けんの使用もできるかぎり少なく、これからは化繊の使用も減らせるといいな!(ま)

参考:びわこふきん

https://goo.gl/reqiSB