シェアする贅沢 | 認定NPO法人 環境市民

シェアする贅沢

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

わが家のシェアハウスでいちばん贅沢な空間、それは台所。

誰かが作った料理をみんなで食べるのはもはやシェアの定番とも言えますが、 それだけではありません。我らが台所はシェア効果で日に日に進化を遂げ、 共同生活をますます豊かなものにしてくれています。

住人それぞれのこだわりが反映された調味料棚には、基本の調味料はもちろん、 ナツメグ、クミンシードといったスパイスが豊富に並びます。道具類も充実して いて、中華鍋や直火式エスプレッソメーカーに始まり、煮つけにぴったりな ホーロー鍋、ホットサンドメーカー、肉専用のフライパン、果てにはオーブンまで!

一人暮らしだとこれだけの品を揃えるのは面倒だし、金銭的にも相当なもの。 シェアすることでいろんな調味料、いろんな調理方法を試すことができ、 期せずして料理の幅が広がりました。

まさか誰かのためにケーキを焼く日が来ようとは。。。
運命のいたずらを感じずにはいられない、男25歳のシェアハウス体験記でした。

(ともねん)
プロフィール: 学生時代にフィンランドに交換留学。徳島の田舎に移住して仕事づくりを実践中。