市の食堂でもフェアトレード | 認定NPO法人 環境市民

市の食堂でもフェアトレード

2011年9月19日から29日。
環境市民、環境首都コンテストのメンバーでドイツへ視察に行ってきました。
視察メンバーのアンテナにひっかかった「あれこれ」を紹介します。

視察初日に泊まったホテルの話題からもう一つ。驚いたのは朝食。時差ぼけでぼんやりした頭で飲み物を選んでいると、どこかでよくみたマークがついたプレートを発見。よくみるとフェアトレードラベルではありませんか。なんと、フェアトレードのカカオがあったのです。ホテルはいわゆるごく普通の駅前ホテル。「こんなところにもフェアトレードがあるなんて!」
しかし、これだけで終わるドイツではありませんでした。最初はものめずらしくて、せっせせっせと写真を撮っていたのですがだんだん撮りきれなくなる始末。フェアトレード製品は、ス―パーや駅の売店などそこかしこで販売されたり、カフェで提供されてたり、生活の中にしっかりとなじんでいました。

それでも驚いたのはハイデルベルク市の食堂。食材にフェアトレード製品を取り入れている、というのですからもうびっくり。日本では仕事で食堂での地産地消推進に取り組んでいるので「地産地消はされていないのですか?」ときくと「それはもう当たり前にやっています」との答え……。参りました。

写真はハイデルベルク市の食堂でみつけたフェアトレード週間をPRするポスター。自治体の食堂にこんなポスターがはってあるなんて。日本もいつかこんなふうになる日がくるといいなあ。(有川 真理子)

参考:フェアトレードはグリーンコンシューマーの原則の中にも書かれています。(原則8)
詳しくはこちら