電気なしでは成り立たない暮らし | 認定NPO法人 環境市民

電気なしでは成り立たない暮らし

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

小さな古いマンションからもっと小さなアパートに引っ越し
ました。今度のところは少し新しく、少しこじゃれた感じ。

同じ集合住宅で同じ3DKだから似たようなものだろうと
思っていましたが、住んでみるといろいろ違う。
狭くて収納場所も少なくて、ちょっぴり窮屈に感じます。
そんなことは大したことではないのですが、困ったなと
感じるのは、部屋の造りの微妙なセンスの悪さです。

よくなったのは一点、お風呂場の隣に洗濯機が置けるところ。
以前のように、重いバケツを持って六畳間二つを横切って
何往復もする必要がなくなりました。
逆に、トイレがお風呂と離れたので、トイレの流し水に
残り湯の再利用はできなくなりました。

前の部屋はお風呂に窓があったのに今度の部屋にはないので、
換気扇を回さないと湿気が抜けません。
前の部屋は台所にベランダに通じる戸があったから換気扇を
回す代わりに引き戸を開ければよかったのに、今度の部屋は
換気扇を回さなければなりません。
前の部屋はトイレのドアに明かり取りの窓があったから、
居間に灯りがついていれば照明は必要なかったのに、今度の
部屋には明かり取りも窓もないので、閉めれば昼でも真っ暗、
照明が要ります。
玄関も窓から遠いから、靴を探すには昼間でも照明が必要に
なります。台所も、南側の部屋の戸を閉めてしまえば暗闇に。

最近のおうちってこんなもんなんでしょうか。
いちいち電気を使わないとうまく回らない造りに閉口します。
節電や温暖化に関心のない人なら気にならないのかな。
根っからのもったいない星人としては毎日ストレスがたまっ
てゆきます。次の電気代の請求もこわいー。
(げの字)