環境市民10周年すごろくで遊んだよ | 認定NPO法人 環境市民

環境市民10周年すごろくで遊んだよ

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

  2002年に発行された、環境市民のみどりのニュースレター
10周年特別記念号。当時から会員の方は覚えていらっしゃる
でしょうか。裏面は16面ぶち抜き大すごろくだったことを。
先日の新オフィスおひろめ会の際に、参加者数人であれを
使って遊んでみました。

このすごろくは、環境市民の設立10年のあゆみと社会の動き
をまとめあげたもの。92年のリオの地球サミットから始まり、
環境市民基金設立準備会の発足、環境市民への名称変更、
2002年にNPO法人環境市民設立、という大きな流れの中に、
ああこんな事業をやったな、このころはこんなグループ活動
が活発だったんだ、この本の出版の時は大変だったな、と
思い出話に花が咲きました。
同時にまた、ナホトカ号の重油流出事件や水俣病訴訟の
和解成立、高速増殖炉もんじゅの ナトリウム漏れ事故、
アメリカの京都議定書離脱などの ニュースが混じり、
よくできたすごろくだとあらためて感心。
最近入会された方には新鮮だったと思います。
ただ、長すぎるのが欠点でしょうか。まじめにやったら
2時間以上はかかりそうだったのを、ルールで工夫して短縮
しながら1時間ほどかけ、歴史をたどってゴールしました。

おひろめ会には、すごろくを企画制作した当時のメンバー
が3人参加していました。かくいう私もその中のひとり。
「半年以上かけて準備したね」「何日も徹夜したんだぞ」
「最終日は入稿する日の朝6時に完成したよね」「いやー
あの頃は若かったからできたなー」などなど。

今年は環境市民の発足20周年。これまでの歩みを見直す
いい機会だから、このすごろくみたいに、環境市民と社会
の動きをふりかえる、すてきなツールができたらいいなぁ。
(げの字)