芽が出てよかった! | 認定NPO法人 環境市民

芽が出てよかった!

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

ジャガイモには通常、発芽防止剤なるものが使用されており、ちょっとやそっとでは芽が出ないようになっています。

クロロプロファムという、もともと除草剤として使われていた農薬がこの発芽防止剤として使われており、ジャガイモを保管する倉庫で、霧状にしてふりかけられています。

このことを知ったのは、オーガニック食材の会社で働いていたときでした。
ジャガイモの袋に「収穫後、発芽防止剤を処置しました」といった表示はなく消費者は知る由もなし。

芽が出れば、商品価値が落ち、廃棄も増える、消費者のクレームにもなる、ということでやるようになったのだとは思いますが、消費者はこのことを知らされるべきでしょうし、また本来は選択する権利も持てるようにすべきでしょう。

ちなみに芽が出たジャガイモはとある生協の減農薬ジャガイモ。
「やった!芽が出た!」と喜びつつ、
冷蔵庫に長らくほったらかしにしたことを反省し、
急いで料理しました。(ま)

<今週のコラムニスト>
ペンネーム:ま

地球のサステナビリティと共に、自身の体力のサステナビリティが気になる今日この頃。
好きな食べ物は塩豆大福。