AIは、ドラえもんか、ターミネーターか | 認定NPO法人 環境市民

AIは、ドラえもんか、ターミネーターか

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

ドラえもんやターミネーターなど、アニメや映画の中では、
AI(人工知能)を搭載したアンドロイドが人々を助けたり、逆に恐怖に陥れたりします。

しかし、こうした作品に登場するAIよりも現実のAIは性能が低いので、そのような未来を強く思い浮かべることはなかったのですが、Chat-GPTに代表される「生成系AI」が登場してから、世間が騒がしくなりました。

そこで、物は試しと、私も「生成系AI」を使ってみることにしました。

すると、「地域の自然について、人々に愛着を持ってもらうためにはどうしたら良い?」
という抽象的な問いにも、事例を交えつつ、優等生のような答えを返してくれます。
「AIの発展により、著作権の侵害や、AIに依存する人々が心配だ」と尋ねると、
著作権への配慮や、AIと人間の望ましい関係についても回答してくれます。
時には堂々と間違った回答をしますが、
人間もしばしば勘違いや誤った推測をすることを考えれば、十分、実用レベルです。

「AIが行っていることは、ネット情報を端的にまとめているだけで、言わば人の物まねだよ。」
と、人の優位性を説く方もいますが、日々の自分の生活を顧みると、
深く考えずに会話や行動をしていることに気づいて、ため息が出ます。

まもなく、AIが人の知能を超える時がやってくると言われます。
そのとき、AIは人の良き隣人になってくれるのでしょうか、
それともターミネーターのような脅威になるのでしょうか。
AIによる社会への影響責任は誰がとるのでしょうか。
それは、ここ数年のAIの開発のあり方にかかっているのかもしれません。
その最善の解に近づくには、人が考えるのが良いのか、
AIに助けてもらうのが良いのか、はたまた、AIに考えてもらうのが良いのか、
どうなのでしょうか。(くらげ)

<今週のコラムニスト>
ペンネーム:くらげ

小さい頃から、曲線に心惹かれています。
海も空も曲線が美しい。
曲線が持つ無限のバリエーションはすばらしく、変化する様子は見飽きません。
曲線への興味を通じて、気候の勉強を始めたような気がします。
いつまでも、きれいな曲線を残したい。