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グリーンウォッシュをなくそう!研修のご案内
グリーンウォッシュを防止していくためには、環境・CSR部門だけでなく会社全体で認識する必要があります。
グリーンウォッシュは経営リスク
適確な環境表示・広告で社会的信頼性の向上をめざす
グリーンウォッシュ防止研修のご案内
グリーンウォッシュを防止していくためには、環境・CSR部門にとどまらず、広告、マーケティング、企画、商品開発など、環境表示・広告に関連する部署の担当者がグリーンウォッシュの問題を理解し連携を取っておく必要があります。
欧米では、広告業界団体が「信頼を確保するために」厳しい自主規制を実施しています。日本ではグリーンウォッシュの認識がまだ甘く、欧米では広告の取り下げや修正を強いられるような広告・表示も国内では現実に見受けられます。
環境配慮型製品・サービスの開発普及は、環境保全のみならず経営にとっても非常に大きな要素になっていますが、グリーウォッシュをおこしてしまうと消費者の信頼を大きく損ねることにもなりかねません。逆にグリーウォッシュの防止に真摯に取り組むことは、社会的信頼を高めることにつながります。
本研修は、グリーンウォッシュの基本的な認識を社内に浸透させ、各部署が実務レベルでグリーンウォッシュを防止する視点を身につけるプログラムです。環境市民が20年以上にわたり行なってきた、グリーンコンシューマー、グリーン購入活動の専門性と国内外のグリーンウォッシュ調査の結果に基づく情報をいかしながらわかりやすく伝えます。
積極的に環境表示・広告を展開していくためにも、ぜひ本研修を活用し、貴社員のグリーンウォッシュ防止への認識、環境情報リテラシーの向上にお役立てください。
※市民向けの講座も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
セミナー・研修「グリーンウォッシュとは何か いかに防止するか」
■対象:環境、CSR、広報、マーケティング、経営企画部署の社員
■人数:ご相談ください
■時間:2時間~3時間 (講演及び質疑応答)
■費用:ご相談ください
【講演の内容】
・グリーンウォッシュとは何か、なぜ問題なのか
・欧米の広告業界、政府、社会はどう対応しているのか
・国内外のグリーンウォッシュ広告・表示事例
・日本政府の対応
・社としてグリーンウォッシュを防止していくための取組み提案
※ セミナー形式以外に、具体的な広告物・表示を対象にワークショップ形式の研修も可能です。お問い合わせください。
環境表示・広告へのアドバイス
環境市民では、環境配慮製品・サービスを訴求する表示、広告へのアドバイスを行っています。専門的な知識や視点、20年以上にわたる実践活動から、グリーンウォッシュになっていないかどうか、消費者に誤解なく伝わるかどうかをアドバイスいたします。
■費用:ご相談ください。
事例:適切な表現で信頼性のある掲示を実現
阪急電車は、2008年12月から2009年7月まで、阪急阪神線にて計3編成24両を環境メッセージ列車「エコトレイン 未来のゆめまち号」として走らせ、延べ800万人が乗車しました(環境大臣賞・グリーン購入大賞を受賞)。環境市民はこの取組の企画・監修に携わりました。
車内では通常広告を全てやめて、温暖化防止の写真・メッセージ、自治体の環境活動、環境省・国交省の環境活動、環境NGOの活動、阪急電鉄や協賛企業の環境活動を掲示しました。
この際、環境市民はエコトレインの掲示物全てに、環境面での専門的なアドバイスとともに、乗客に適切な伝わり方をする表現な
っているか、意図しないグリーンウォッシュになっていないかのアドバイスを行いました。
もっと知りたい方へ
グリーンな経済をつくるために グリーンウォッシュをなくそう 後編
・グリーンウォッシュは何が問題なのか
(文/東京都市大学大学院環境情報学研究科 教授 中原 秀樹氏)
・オーストラリアのグリーンウォッシュ防止制度
・グリーンウォッシュをどのように防いでいくか ~今後の取り組み~
(文/NPO法人環境市民 代表理事 杦本 育生)
●グリーンな経済をつくるために グリーンウォッシュをなくそう 前編
・グリーンウォッシュとは
・企業はなぜ誤魔化さなければならないのか。
消費者はグリーンウォッシュをどう捉え行動していくべきか?
(文/東京都市大学大学院環境情報学研究科 教授 中原 秀樹氏)
・広告業界が強力な自主規制を実施! 英国のグリーンウォッシュ防止の取り組み