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私の中のジェンダー
カテゴリ: 電子かわら版コラム | 更新日:
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我が家では連れ合い(夫)が私によく言うフレーズです。
何気ないことではありますが、ある日ふと思いました。
女性が連れ合い(夫)に何か家事が終わる度に「**が終わったよ」と
言うでしょうか?
洗濯物畳んだよ。
新しい洗剤、補給しておいたよ。
靴下直しておいたよ。
布団干しておいたよ。
幼稚園の書類出しておいたよ……
あまり気にしていなかったのですが、ある時ふと思いました。
いちいち言われることがどうか、ということよりも
なぜ、これまで自分が疑問に思わなかったんだろう、と。
想像するに、基本的に家事は私=女性がするもの、という固定観念が
私の中にあったからではないか、と思いました。
いつのまにか自分の中にあるジェンダー意識。
世界における日本のジェンダー格差ランキングは121位※。
このランキングが発表される度にさまざまな分析が出されますが、
実は日頃の小さな小さな積み重ねによってジェンダー意識が生まれ、
社会的な格差をつくりだしているのかもしれません。
となると、大人である私たちが子どもたちにどんなジェンダー像を見せるか、
はとても重要です。
翻って我が家。
4才の娘のジェンダー感。
ちょっと気になる今日この頃です。(ま)
※世界経済フォーラム(WEF)「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report)2020」
<執筆者紹介>
ペンネーム:ま
「何でも自分でやりたいの」期の娘に振り回されながら湘南ガールをめざす70年代生まれ。
最近のおすすめは「びわこふきん」。