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お野菜を作る苦悩
カテゴリ: 電子かわら版コラム | 更新日:
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私はいつもお野菜を会社の行き帰りに買っています。
農家さんが少量ずつ売っておられる自販機です。
だいたいのお野菜は100円。
高くても300円。
タケノコだともう少し高い。
お米は二合300円。
農薬は最低限にして、
肥料も有機に近いもの。
時には虫喰いもあります。
それもご愛嬌、私はそう思っていました。
ところが、最近はそれがそうでもないらしい。
ナメクジが入ってた。虫が喰ってた、と、
お金返せと言ってくる人が多いらしい。
それは現品も持って来ず、
ナメクジだけ入れて来て、
「気色悪いから捨てたわ!」
と罵倒されるらしい。
そんなことがあって、
「もう止めよかおもてんねん」
と弱気になっている農家さん。
やめないで!
虫喰ってたら、ああ、農薬少ない証拠!
とホッとする人もいるのです。
その話を聞いていた、
買いに来た他の方も、
そうそう!とうなづく。
気候の変動で、
お野菜が高くなって困るこの頃。
前からのお得意さんでない方が買いに来て、
文句だけ言う人が多いらしい。
植物を育てるのは大変です。
気候の変動で、枯れたり育ちすぎたり、
それは安いところも同じです。
そうやって出来たお野菜、
美味しく頂くのでなければ、
買う必要がないのでは?
そう思った出来事でした。(ち)