都市の機能と衰退 | 認定NPO法人 環境市民

都市の機能と衰退

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

例えば、京都などでは、雪が降っても、

まあ少し朝早く出かければ、

長靴を履いて、と。

それ程の混乱はない気がします。



京都もそんなに雪の備えがあるとは思えません。

東京よりは雪は降りますが、

電車などは遅れたり止まったりします。

たまにはいいかと思ったりします。



東京都心では昨日の時点で、

約二百人が怪我をし、

約八百の事故があったと言います。



これはやはり人口が集中しすぎているのと、

そんな雪の日まで、

たとえば、仕事もしないといけないのか?

その日は、どこか休日を振り替えて、

休みにしてしまうとかいう、

そういうことは出来ないのでしょうか。



と言いながら、多分、

私の職場もそれは無理でしょう。



話が変わって、

今地方の多くの都市が限界集落だとか、

消滅都市だとか言われています。



そんな都市のリノベーションの話題を、

先週末、著者の方々からお話を聞いてきました。



ある場所は古い家をホテルとして活躍し、

またある場所は、産業の遺跡を、

産業遺産として活用する。



空き家の目立つ町の中心部に、

だれでも集まれる場所を作ったり、

ほとんど人がすまなくなった場所を、

アートで活用したり。



雪で止まった都心と、

衰退する都市は、

別々の話しのように思いますが、

実はそうではないのではないか、と。



前々から首都機能移転は言われています。

これだけ通信機能が発達した今、

どうしてみんながみんな東京都心にいないといけないのか?



まだまだ大混乱が続いているだろう東京に、

想いを馳せながら、考えてみました。(ち)