21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
桜の花の異常を調査しよう2012
カテゴリ: 電子かわら版コラム | 更新日:
このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。
昨年、「桜の花の異常を調査しよう」というコラムを
書きました。
https://kankyoshimin.org/modules/blog/index.php?content_id=100
今回は、その続編であり、本番です。
桜は放射線の影響に敏感だと言われています。
放射線はDNAを傷つけるので、形に異常が現れます。
その花は、秋に原基ができます。
ガクも花弁も雄しべも、前年の秋のうちに冬芽の中で
その原型ができているとのこと。
昨年に浴びた放射線の影響が出るのは今年の春です。
原発事故で自分の身近に飛んできた放射性物質は、
桜にどんな影響を与えているのでしょうか。
昨年、近所の桜の木を一本ピックアップし、花の写真を
たくさん撮っておきました。そのとき特に異常な形の花は
見つかりませんでした。
そして、気になる今年は? こちらに写真を載せました。
http://photozou.jp/photo/guest/SJtkVhBcy1RtXhds
ここには昨年の桜の花のアップ写真と今年の写真を
掲載しています。
微妙ですが、昨年に比べ、花びらの切れ込みが深く、
形がほんの少し乱れ気味のように思えます。
また、昨年は見つからなかった形成不全の花がひとつ。
これが放射線の影響と言えるかどうかはわかりません。
皆さんはどのようにお感じでしょうか。
ぜひ近所の桜の花を調べてみてください。
(げの字)
※リンクの写真は2012年5月11日まで見られます。