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2022年京都市内での調査
京都市ごみ減の事業として調査実施
「データがないなら調べてみよう」と思い立った堀は、当時、勤めていた京都市ごみ減量推進会議(ごみ減)の事業として、京都市内のスーパーマーケットを対象とした、「お店のプラスチック調査」を提案し、2022年11月実施することになりました。
調査時点(2020年代前半)のプラ包装の使用実態のデータは、将来、削減の取組成果をはかるうえでの基礎情報になります。他、一般消費者に向けて、まだまだ多くのプラ包装が使われていることへの気づきの促しになります。また、プラ包装削減のため、お店や企業の工夫(好事例)を知ることも必要です。これらを目的に、京都市内の市民団体や学生グループの協力を得て、調査を実施することになりました。
京都市内での調査の結果
京都市内内のスーパーマーケットを対象に、店頭の資源回収の設置状況から、青果物売場、鮮魚・精肉売場、洗剤など日用品売場、飲料売場、レジを通ったあとに自身の買い物袋に商品を入れ替えるサッカー台まで、各売場のプラスチック包装の状況について調べました(アンケートではなく、統一した調査票に基づく調査員による店頭調査)。
結果、ボランティアの市民・学生約50人の参加を得て、市内62店(20チェーン)で調査を行いました。
青果物売場では、10種の野菜・果物のはだか売り率について、棚面積比と商品点数比で調べました。はだか売り商品率として、棚面積比25.7%、商品点数比17.6%という結果を得ました。
京都市ごみ減量推進会議(ごみ減)の以下のサイトで、調査の概要(目的や対象店舗、調査項目と調査手法、参加者数など)や青果物売場をはじめ、各売場の調査結果、調査で見つけた省エネの取組など、詳しく報告していますので、そちらをご覧ください。