21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
2025年以降に予定している活動
はだか売り率20%以上の店を「見つけて、ほめて、増やそうプロジェクト」案
2024年秋に実施した「お店のプラ調査」で、全国のスーパーマーケット約1,200店の平均で「青果物売場のはだか売り商品率12~13%(目視)」という調査結果を得ました。この調査結果を活かし、「減らす活動」に発展させたいと考えています。
2024年秋の「お店のプラ調査」では、青果物売場のはだか売り商品率(棚面積比)で20%以下の店がほとんどでした。しかし、8〜10店に1店程度、はだか売り率20%以上の店もありました。
現状まだ少数ですが、はだか売り率20%以上の店(プラ包装少なめの店)も「探せばある」わけです。全国規模で「プラ包装少なめの店」を見つけて、取組や工夫、会社の方針などを取材します。一方、これから取組を始めるような店・企業に、プラ包装削減で先行する企業の取組や消費者の反応などの情報提供を通じて、「プラ包装を減らしても大丈夫」という安心感を得てもらおうと思います。
次は、さらにハードルの低い、参加しやすい活動をデザイン
今回のような取組は、「みんなで取り組んだことで得られる達成感」をもたらしました。一方、今後の活動は「環境問題に少し関心はあるが、団体やグループに入って活動するのは抵抗がある」という人でも参加しやすい活動のデザインが必要だと考えています。
「プラ包装少なめの店」や全国的にきわめて少なくなったバナナやほうれん草のはだか売り実施店など、宝探しのような感覚で、かつ誰でも参加できる「調べ方」を確立する必要もあります。2025年秋以降、取り組みを始めることができるよう準備と仲間づくりを進めていきます。
2024年の調査成果を伝える活動を通じて、確実に仲間が増えつつあると感じています。
こういった活動を通じて、数年後(2027年頃)に2024年と同じ調査を行い、プラ包装の削減成果を確かめたいと思います。
この「見つけて、ほめて、増やそうプロジェクト」は、あらためて案内します。多くの方のご参加、協力を期待しています。
以上です。