小さな庭にいる虫たちとのお付き合い | 認定NPO法人 環境市民

小さな庭にいる虫たちとのお付き合い

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

我が家の庭で一番、大きな存在はアシナガバチです。
女王蜂が巣をつくるために威嚇しながらブンブン飛んでいます。
その後、働きバチも登場して忙しく飛び回るようになりますが、
午前中は動きが鈍いので、
庭で必要な作業は朝のうち早めに済ませてしまいます。
洗濯物を干している時も、こちらを警戒しながら飛んでいますが、
攻撃されないとわかるのか相手も興奮せず、なんとなくお互いに
気になりながらも自分の仕事をしているって関係になっています。
人間にとってもまだ気温が上がりきっていない午前中の方が
いろんなことがやりやすいので特に不便はありません。

ちょっと苦手なのは蚊です。
こちらは距離を保ちたくても好かれやすい体質なのか、
まとわりついてきます。
動いていても水撒きの時も、
気がついたらシャツや皮膚に留まっています。
足元は特に邪魔されないせいか、
気がついたら一気に蚊に刺されてしまっていることも。

そこで、この季節から手作りし活躍するのが、
ハッカ油の虫除けスプレーです。
薬局で売っている無水エタノールと精製水に、
こちらも薬局で手に入るハッカ油を数滴垂らして、
あっという間に虫除けスプレーのできあがりです。

これをたっぷり服にも肌にもかけてから庭に出ます。
効き目は短時間なので、時々追加しないと再び蚊に好かれてしまいますが、
何より人間の体にも安心で安全で、
植物や虫にも迷惑をかけずに過ごせることが気に入っています。

ハッカ油の虫除けスプレーはインターネットで検索すれば
いろんな人が作り方を紹介していますので、
試してみたい方は調べてみてください。

*ハッカ油は3歳以下の子どもには使用しないでください。

<執筆者紹介>
ペンネーム:イバラノカンザシ
ドリトル先生に憧れ、海の中の生きものといつか話ができることを夢見て世界の海に潜り続けています。
最近、海の中にいると一瞬エラ呼吸できそうな気分になります。