身近なスーパーマーケットの結果をチェックしてみよう! | 認定NPO法人 環境市民

身近なスーパーマーケットの結果をチェックしてみよう!

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

企業のエシカル通信簿は、一般公開されている情報をもとに
消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)が
独自の調査票を用いて調査しました。

環境分野について紹介しますと、
まず、気候変動関連で、2050年までにネットゼロを実現する
目標達成については6社中、バローとセブン&アイの2社が
その方針を示していました。
バローでは2030年の段階で 40%以上の削減をかかげ、
セブン&アイは50%以上の削減を目標としていました。
一方、省資源やごみ削減についてみてみると、
3Rの優先順位を重要視する記載が環境基本計画から読み取れないなど
残念な結果でした。

大量生産、大量リサイクルではない消費のあり方を、
生活に身近なスーパーマーケットだからこそ、
消費者と一緒に考えていくことができないかと考えます。
企業のエシカル通信簿の環境分野では、
生物多様性に関する調査や化学物質、水のリスクについても調査しています。
また、環境分野だけでなく、人権問題や社会貢献、
消費者問題や動物の福祉分野などについても調査結果が出ています。

普段利用しているスーパーマーケットの結果はどうだったのか、
気になる項目をぜひチェックしてみてください。
6社の個別の評価結果など、詳しい内容はこちらのサイトからご覧いただけます。

<執筆者紹介>
ペンネーム:イバラノカンザシ
ドリトル先生に憧れ、海の中の生きものといつか話ができることを夢見て世界の海に潜り続けています。
最近、海の中にいると一瞬エラ呼吸できそうな気分になります。