大型連休、移動はぜひ公共交通機関で | 認定NPO法人 環境市民

大型連休、移動はぜひ公共交通機関で

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

今年のゴールデンウィークは、いかがお過ごしですか?
民間の旅行会社の予想では、今年のゴールデンウィークは、過去最高の旅行者数、
実に日本人の約5人に1人が旅行(帰省を含む)をされる予測だとのこと。
大変な人数ですね。

ただ、これだけ多くの人が移動するとなると、渋滞や混雑も心配になるもの。
環境面から言うと、車は渋滞すると、一般的に燃費が悪化し、
二酸化炭素の他、大気汚染物質の窒素酸化物やPM(粒子状物質)の発生が
概ね倍くらいになるそうです
(走行速度が60km/hや80km/hから20km/hになった場合)。

車は普通に走っても、通常、鉄道の約7倍、
バスの2~3倍(注:データにより異なります)の二酸化炭素を発生させますので、
このうえで渋滞に巻き込まれると、かなりの環境影響を及ぼすとも言えます。

公共交通を利用すると、入場料が割引になる、特典が付くなどの
サービスがある施設も近年は増えています。
普段はもちろん、この大型連休の移動の際には、
ぜひ、公共交通機関を選んでいただければ良いなと思います。

なお、私はゴールデンウィーク、季節も良いですし、
移動は自転車で颯爽と駆け抜けたいなと思っています。
(テッ)