スマート・アグリ | 認定NPO法人 環境市民

スマート・アグリ

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

「スマート・アグリ~ITを活用した農業の未来~」と題された
徳島大学の講演に行ってきました。

スマート・アグリとは、最新のIT技術を用いたデータ管理を駆使し、
ハウス内で常に最適な栽培環境を実現できる農業なのだとか。

スマート・アグリに関してはオランダが先進的で、韓国なども積極的
に技術を取り入れているそうです。

日本も農作物の輸出力を高めていくにはスマート・アグリを推進して
いく必要がある、というような講演内容でした。

また現実に、国内でもIT企業がスマート・アグリに投資する流れが加
速しているようです。

私もクリーンルームで水耕栽培された葉もの野菜を食べたことがあ
ります。えぐみが全くなく、生でも甘くておいしいです。

見た目が一様に整った、一様においしい野菜を、安定して収穫できる
のがポイントなのでしょうね。
そうえいば極端な話、スマート・アグリの場合はコンピュータで毎日
データ管理できていたら、実際に人がハウスに入らなくても農業が成り
立ってしまうそうです。

今後スマート・アグリで作られた野菜が増えていくのかもしれない。
そう想像すると、自ら土地を耕し、米や野菜を育てられる、今の自分
の環境は恵まれているなと思ったのでした。

(ともねん)