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洪水から10年
カテゴリ: 環境市民Blog | 更新日:
今年は多くの災害が起こった年でした。
噴火、台風、土砂崩れ、
多くの命が失われました。
季節はそれでも巡ってきます。
秋の実りを祝う、お祭りが各地で行われています。
小さなお祭りですが、
豊岡市の戸島湿地でのお祭りに行ってきました。
現地の方々の屋台、餅まき、講演会、など。
秋の一日を愛おしみながら、
この日を感謝しました。
10年前のこの時期、
豊岡市は大規模な台風に巻き込まれました。
台風23号は、死者95人、行方不明者3人。
現豊岡市での建物被害は、
全壊333棟、大規模半壊1,082棟、
半壊2,651棟、一部損壊292棟、
床上浸水545棟、床下浸水3,326棟、兵庫県下における被害の
約半数が豊岡市でした。
災害救助法、1被災者生活再建支援法、激甚災害の指定を受け、
死者は7人に上りました。
先日、豊岡市の方に案内されて、
「ここは、あの洪水のあと、改修された。
ここは前はすぐ水に浸かったけど、
それものうなった。」
あちこちにそんな箇所が、ありました。
これからも、逐次、改修されていくようです。
最近の台風で被害が出なかったのも、
そんな改修の成果もあったのです。
豊岡市では、21日に、災害から10年の、
式典が行われていました。
自然と共に暮らす、
こうのとりの保護政策も掲げている豊岡市、
人も動物も共に、
生き生きと暮らせる町に。
そんな努力は今も続いています。
今年の各地の災害も、
少しずつ乗り越えていける、
そんな日は遠くないと、
秋の一日に思いました。(ち)