祇園祭のごみを減らそう! | 認定NPO法人 環境市民

祇園祭のごみを減らそう!

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

★7月16日に配信した内容ですのでタイムラグがあります。ご了承ください。★

今年の 祇園祭 は大船鉾が150年ぶりに復活したり、前祭、後祭も復活したりと
注目すべき点がたくさんあるんですが、もう一つご注目いただきたいのは
「祇園祭ごみゼロ大作戦」です。

毎年60トンも発生する ごみ を減らそう!と、今年は、洗ってなんども使える
リユース食器が導入されています。

ここまで大規模なお祭りでリユース食器が導入されるのはおそらく日本でもはじめて。
この歴史的なチャレンジに私もボランティアとして参加し、
エコステーションとよばれる回収場所でごみを分別し、リユース食器を回収する、
という作業を手伝いました。

集めているとまあいろんな容器があることに気づかされます。
うちわ、焼き鳥などの串類、焼きそばやお好み焼きが入っていた透明プラスチック、
輪ゴム、瓶、缶、ペットボトル、ビールやジュースを入れた紙やプラスチック、
カップ、ティッシュ、、、巨大なごみ袋がみるみる積み上がっていきました。
もちろんリユース食器も回収しました。どれくらいごみの削減につながるのか、
結果がとっても楽しみです。

ごみを捨てていく方から「ありがとう!」「こういう取り組みはいいですね〜
ぜひ続けてくださいね」と言われることも。

この取り組みは今日(16日)も行なわれます。
世界遺産にも登録されるこのお祭りで成功すれば、日本中の、いや世界のお祭りごみ
の解決の見本になるはずです。
いや、そうなって欲しいなあと願いながら、宵宵山を楽しんだ夜でした。(ま)

主催:祇園祭ごみゼロ大作戦実行委員会
(環境市民も賛同しています)