米について思ったこと | 認定NPO法人 環境市民

米について思ったこと

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先日、小田原に旅行した。
その際泊まったホテルで、
出てきたご飯がとてもおいしかった。

思わずお代わりをして、
どこのお米か聞いた。

そうしたら、
御殿場のお米だという。
へえ、御殿場のお米っておいしいんですね、
そう言うと、
それだけではないという。

そのホテルでは契約した農家さんから買い、
他のお米を混ぜていないというのだ。

米は流通に回る際に、
必ずブレンドされてしまい、
いいのも悪いのも混ぜられてしまうという。

たしかに悪いお米があるとすれば、
それだけが残るのはあまりうれしくない状況だろう。

一緒にお代わりをした人は、
実は兼業農家だそうで、
ひとしきり米談義に花が咲いた。

私も最近は米を直接農家さんから買っている。
そうするようになって、
前よりもよく食べるようになった。
それはおいしいというのが大きい。

本来ならお米にはもっとお金を払うべきだと、
私は思う。
そのために、
自分で選んで、その農家さんから米を買う。
そうしたら、今の米離れは、
もしかしたら解消されるのでは、
そんなことを思った。

次の日の朝ご飯のお粥もおいしくて、
お代わりをした。
いろいろ食べたはずなのに、
いまもおいしかったお粥を一番に思い出す。(ち)