食べることのシアワセ | 認定NPO法人 環境市民

食べることのシアワセ

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

小さく細い外見からは想像もつかないと言われますが、
ものすごい大食らいの私。一人で1日2合の玄米をぺろりと
食べて、さらにおかずもがっつり、おやつもたくさん。
なのにまったく太る気配もなくガリガリ。
なんかこれ無駄なような気がすると少し悩んでいました。

ところが最近、体調を崩して食べられなくなりました。
約2日の絶食を経て、1日2食か3食の、ほぼ梅干しと
少しのおかゆと具のない味噌汁だけという日が
4日ほど続いています。

それが、意外と元気なんです。これまで食べても食べても
お腹が空くなあと思っていたのに。
いえ、お腹は空きます。でも頭がぼんやりしてきたときは
黒糖をひとかけ口へ放り込めば、それで解決。
これまでと変わらず、日常生活を送れています。

今まで、なんであんなに食べていたんだろうと思います。
食べなきゃ元気が出ないとか動けないとか、ただの
強迫観念で、思いこみだったのかな?
そして、ゆっくりゆっくり噛みしめる、おかゆも、
お味噌汁も、信じられないほどおいしく感じます。
こんなに甘かったんだ、こんなにうまみがあったんだ、
一口ごとに感動を噛みしめながら。

たまにはこういうのも悪くないネと、飽食であったことを
反省しつつ、じっくり食べることを楽しんでいます。
(げの字)