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大飯原発再稼動 ドイツの環境NGOもNO!
カテゴリ: 署名・抗議活動等 | 更新日:
大飯原発再稼動について、ドイツの環境NGOも中止を求めています。福島第一原発が全く収束していない状況で、かつ放射能汚染が深刻化している中、再稼動はあり得ません。
相次ぐ地震。拡散し続ける放射能汚染。もはや原発再稼動は地域の問題でも日本一国だけの問題でもなく、国際問題、地球上に生きるすべての命に対する問題です。
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ドイツの環境NGOが福井県知事、おおい町町長に送った要請
福井県知事 西川 一誠様 福井県おおい町長 時岡 忍様
2012 年 3 月 22 日、ベルリン
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 福島第一原子力発電所事故は、管理不可能な放射能拡散が、原発立地地域のみならず全世界的な影響を及ぼす脅威であることを明らかにしました。原子力技術は、人間社会 に対しても自然環境に対しても、制御不能なリスクを与えるものです。原子力の脅威を危惧するドイツの環境団体一同は、福島および日本の市民と連帯し、下記要請します。
1. 大飯原子力発電所3、4号機の拙速な再稼働を止め、他の原子炉も含め、最終的に廃 炉の決定を下すことを要請いたします。
2. 原発事故の発生時に起こりうる影響、被害について、市民に対して説明してください。
3. さらに、定期点検で停止中の原発再稼働ないしその最終的運転停止の決定プロセス について、事故時に影響を及ぼしうる自治体を参画させ、すべての自治体で公聴会を開催するようお願いいたします。
4. 市民団体や NGO に対して、書面での見解提出、発表ができる機会を設けるようお願いいたします。
5. 再生可能エネルギー買取法に基づいた再生可能エネルギーの積極的拡大に努め、持続可能なエネルギー転換と、地域での新規雇用創出が達成されるようお願いいたしま す。
あなたの決断が、国際社会、近隣自治体および将来世代の権利と利益を決める鍵を握っています。 賢明なご判断をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具