6月放送分 | 認定NPO法人 環境市民

6月放送分

東日本大震災の影響で、福島原発から放射性物質が大量に放出されています。現地では被爆者も出ていますが、いまだに政府や電力会社から、安全性を確保するための十分な情報や視点が出されていません。過去の原発事故から考えると、予防原則で情報を発信し、行動していくことが重要です。そこで、マスメディアではなかなか報道されていない情報や視点を専門家にうかがいます。
(※この番組は7月まで京都三条ラジオカフェとの協働で放送していました)

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環境市民では、被災地支援活動、また原発事故に関する情報を放送しておりますが、これらの運営費は自費となっております。
電力会社や政府だけに頼らない情報発信をすすめ、少しでも原発への理解、また放射性物質による影響を少なくするためにも被災地の支援とあわせまして、ご支援よろしくお願いいたします。

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チェルノブイリ事故の際 スウェーデンはどう動いたか

福島原発事故により放出される放射能への不安が続いています。
「ただちには影響がない」
「さほど影響はない」
具体的な状況や放射線防御方法が未だに十分伝えられていないだけにさらに不安が広がっています。

しかしチェルノブイリ事故当時、スウェーデンにおられた、国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン 代表の高見幸子さんによると、スウェーデンでは情報パニックはなかったそうです。
この違いは何でしょうか。スウェーデンでの経験から、今の日本にいかせるヒントを伺いました。

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【時間】6月24日(金)午後8:30~9:00
【出演】 国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン 代表 高見幸子さん

おすすめ

スウェーデンがチェルノブイリ事故の際にどう対応していたのかがよくわかります。

第24回チェルノブイリ原発事故からまなぶべきこと(ecomomウェブサイトより)

【パーソナリティー】下村委津子(本会理事、フリーランスアナウンサー、 ecoパーソナリティー)

ストロンチウムの怖さ、すすまない汚染水処理

福島原発事故から3ヶ月がすぎました。
しかし、未だに収束するには至っていません。増え続ける放射能汚染水。地下水や海水からはストロンチウムが検出され、広がり続ける放射能汚染への不安が高まっています。

福島原発事故の現状について、京大原子炉実験所の小出裕章先生にお話をお伺いしました。

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【時間】6月17日(金)午後8:30~9:00
【出演】 京都大学原子炉実験所 助教 小出裕章先生

【パーソナリティー】下村委津子(本会理事、フリーランスアナウンサー、 ecoパーソナリティー)

夏の電力 実は足りている? 電力不足報道の背景を知る

連日のように夏の電力不足が報道されています。
「原発が止まるとやっぱり電気が足りなくなるんだ」と思っている人も多いかもしれません。本当に電力は足りないのでしょうか。

再生可能エネルギー関連の問題に詳しい松原さんにお話をお伺いしました。

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【時間】6月10日(金)午後8:30~9:00
【出演】 環境エネルギー政策研究所 主任研究員 松原 弘直さん

【パーソナリティー】下村委津子(本会理事、フリーランスアナウンサー、 ecoパーソナリティー)

内部被ばく 特に子どもたちに対して注意すること

福島原発から放出されつづけている放射性物質が、水や空気、食べ物 を汚染しています。 体内に入った放射性物質による「内部被ばく」の影響ははかりしれません。
あらためて、内部ひばくについて知ると同時に、特に放射線の影響を受け る子どもへの注意点を、放射線医学専門家の松井先生にうかがいました。

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【時間】6月3日(金)午後8:30~9:00
【出演】 岐阜環境医学研究所所長 松井英介先生(ご専門:放射線医学・呼吸器病学)

【パーソナリティー】下村委津子(本会理事、フリーランスアナウンサー、 ecoパーソナリティー)