まちの節電、こんなことできるはず 3 | 認定NPO法人 環境市民

まちの節電、こんなことできるはず 3

このコーナーは,2002年から2013年まで環境市民の事務局長を務めた堀孝弘が,在職時に書いたブログを掲載しています。

  1998年頃、デンマークの生協で撮った写真です。店内の一角がパーテーションで区切られ、中に牛乳や卵、乳製品など冷蔵が必要な商品を集め、そのなかの温度設定を他の店内より低くしていました。店内全体を冷やすのではなく、必要なところの温度だけ下げる、合理的な節電方法だと思いました。


 この店の場合、店内が広大で、そのためこのような取り組みが必要であり、かつ可能なのだと思いましたが、ドイツでは電車の駅に併設した、スペースの限られたスーパーでも同様の取り組みがなされていました。とはいえ、ある程度の規模がないと取り組みにくいことは確かです。

この写真を撮って以降、日本でも大規模なスーパーが増えました。乾物売り場まで冷え冷えにする必要はないでしょうし、日本でも店内の温度コントロールの参考にしてほしい取り組みです。

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