21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
やりたいことを形にする
カテゴリ: 電子かわら版コラム | 更新日:
このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

「環境を大切に考えた取り組み、自分でも何かできることはないか」と思っている若者が増えてきていると感じます。
地球の悲鳴が聞こえてきているのに、このまま見過ごしたくないという人たちです。
でも、そう思う多くの人が、これまで環境活動に参加したことがなく、具体的に何をどうしたらいいのかもわからないという状態です。
そんな立ち往生の状態から一歩踏み出してもらおうと、環境市民で短期集中型の講座「~あなたのやりたいを形に変える~環境活動パワーアップ講座2025」を、3日間開催しました。
受講者は、大学入学前の18歳から、
すでに社会に出て自分の得意分野の活動をしている人まで、
さまざまな背景を持つ人たちです。
心に思い描くこともいろいろで、
生き物たちへの関心を高めて生物多様性を守りたい、
アートと環境をテーマにした子どもたち向けプログラムを
継続実施できるようにしたい、
通う大学近くにある神社周辺で散乱する
ペットボトルのごみを減らす仕組みを考えたい、
農家と大学生をつなぎ農家さんの役に立ちつつ
学生にとってもウェルビーイングなプログラムを作りたい、
子どもたちが自分自身のやりたい環境活動を見つけられるような
アプリを作りたいなど、
多種多様なアイデアや事業が具体的に固まっていきました。
講師陣は、環境市民のネットワークをフル活用したメンバーで、
NPO歴50年以上のベテランから、大学時代から環境活動を始め
環境NGOで今年から働き始めたという若手までが、
受講生の「やりたい」に伴走し、仲間づくりやネットワーク、
事業資金についてまで講師陣の知見や経験も含めて
徹底したアドバイスを行いました。
講座の最終日には受講生の企画発表も実施し、
熱い思いを言葉にして表現してもらいました。
環境を大切にする活動は難しいものではありません。
講師の言葉のひとつに、
『自分の「好きなこと」を徹底的に突き詰めて活動してみる』
という話がありました。
「好きなことから始める環境活動」、ぜひみなさんも挑戦してみて下さい。
(イバラノカンザシ)
<今週のコラムニスト>
ペンネーム:イバラノカンザシ
ドリトル先生に憧れ、海の中の生きものといつか話ができることを夢見て世界の海に潜り続けています。
最近、海の中にいると一瞬エラ呼吸できそうな気分になります。
















