21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
環境市民の講師派遣・紹介
地球温暖化が引き起こす異常気象と増え続ける集中豪雨などによる災害、熱帯船感染症の拡大……。私たちの地域を見れば、少子高齢化、人口減少、過疎化、地域産業の衰退など課題を抱え、そして、かけがえのない歴史や文化も消滅の危機に瀕しています。
これら複合的な問題の解決には、何より地域の人材の育成が重要です。
環境市民には、多様な専門性、経験のある講師、コーディネーター、ファシリテーターがいます。専門的でわかりやすい説明、実践を踏まえた解決策、具体的な事例の紹介など、対象や目的に応じた講演、ワークショップなどが可能です。
〈環境市民の講師派遣・紹介のご案内〉
環境市民の講師派遣・紹介のご案内パンフレット(PDF:10.3MB)
環境市民講師派遣メニュー(PDF:1.6MB)
地球温暖化防止
- 地球温暖化の現状と将来への影響
- 地球温暖化がもたらす私たちの暮らしへの影響
- 国内外の自治体の先進的な取り組みや政策
- 私たちひとり一人からできること
- 事業活動の中でいかに地球温暖化防止に取り組むか、等
ライフスタイル
- 地球温暖化防止とライフスタイルの関係
- 買い物から社会を変えるグリーンコンシューマーの考え方、手法
- ごみ問題の基本整理と効果あるごみ減量、等
まちづくり
- 持続可能な地域社会とは何か
- 国内外の自治体の先進的な取り組みや政策
- エコロジカルな商店街の活性化
- コロジカルな交通政策
- どこでもできるエコツアー
環境教育
- 市民を育てる環境教育の考え方と手法
- 環境教育リーダーの養成
- 学校と地域を巻き込んだ子ども主体のエコスクールプロジェクトについて、等
パートナーシップ・地域力向上
- パートナーシップとは何か
- NGOと自治体・企業とのパートナーシップ活動先進事例
- 地域の将来像とバックキャスト
- 地域協働組織のつくり方と運営方法
- 住民力・職員力のパワーアップ
- 住民主体のまちづくり手法、等
生物多様性
- 生物多様性とは何か
- 生物多様性を守る暮らしの知恵、私からできること
- 動植物の生態系(センス・オブ・ワンダー、自然観察等)、等
環境と経済
- 持続可能な社会を築くため環境と経済の あり方
- グリーン購入と取り組み事例
- 持続可能な社会を築くための企業のあり方(CSR、リスクマネジメント)
- グリーン・ウォッシュ(消費者に誤解を与える・環境訴求広告・表示)問題とそ の解決策
- 環境問題解決のためのセールストークができる販売員の養成
- TPPによる環境影響、等
NPO/NGOの経営・運営、人材育成
- NPO/NGO活動・地域環境活動のリーダー養成
魅力的で効果的な企画の立て方 - NPO/NGO活動・組織の運営力アップ(会議の進め方、問題整理、合意形成手法 、組織マネジメント等)
- NGOの広報について(パブリシティのコツ、イベント広報、会報誌のつくり方)
ボランティア・コーディネート手法、等
国、自治体主催の研修・講演
環境省、参議院法制局、経済企画庁、青森県、神奈川県、石川県、大阪府、広島県、香川県、熊本県、仙台市、京都市、飯田市、袋井市、生駒市、交野市、米子市、高知市、長崎市、水俣市、浜中町、高畠町等。全47 都道府県内で自治体主催の講演実績があります。
NPO、地域団体などの講演・学習会
緑の地球ネットワーク、新宗連、KES 環境機構、明日の日本を創る協会、静岡県消費者団体連盟、富士五湖JC、京エコロジーセンターなど
企業・事業者の社員研修
イオン、阪急電鉄、イズミヤ、マンダム、積水化学工業、松下電器産業(現 パナソニック)、NTT ドコモ東海、東北百貨店協会、全国生協連、京都商工会議所、大阪商工会議所、エコ・ファースト企業、環境マイスター研修など
大学、学校での講演学習会
京都大学、京都産業大学、龍谷大学、立命館大学、日本福祉大学、尼崎市小田高校、京都市立福西小学校、山城町立山城中学校、綾部市立東綾中学校、平安女学院中学校、京都府立洛水高校、神戸市シルバーカレッジ
講演からワークショップを交えた学習会まで多様な開催方法に対応可能です。講演会講師のほか、ワークショップのファシリテーター、円卓会議やパネルディスカッションのコーディネーター、環境イベントの司会進行、パネリスト出演などもお引き受けいたします。講師派遣のほか、研修や講座全体の企画運営も可能です(連続ものも含む)。
講演・講師派遣の申し込み方法
一般町民を対象とした環境学習イベントに対し、講師を派遣していただきました。例年、参加者の年齢層が高いこと、普段環境活動に携わっていない町民も参加することなどから、環境に関する基礎的な話を中心に講演していただきました。参加者からは「分かりやすかった」「興味を持った」など、クイズを交えながらのお話が大好評でした。また、行政や環境団体などのイベント主催者側が勉強になる情報も多く、意外と知られていないデータや数値を紹介され、今後の環境まちづくりに活用できる情報が豊富でした。
環境問題について関心はあるものの今いる場所で何をどうしたらいいのかよくわからないでいましたが、太陽光発電の取り組みなど再生可能エネルギーの紹介や、地域ぐるみの省エネの取り組みなど具体的な事例をあげて環境についてわかりやすくお話しいただいたことで、地球規模の課題に対して自分の住んでいる場所でできることから取り組んでいけばいいんだと気づく機会を与えていただきました。(参加者の感想より)
4年前から12回のべ700名が受講しましたが、その講習内容には99%の人が満足し、また、伝えていきたい情報等があったと94%の人が回答しています。
講師の実体験に基づく話と調査資料には、説得力があり大変感銘を受けました。身近に起きている事から地球環境の激変や深刻な状況を原因から知ることで、我々に何ができるか、何をしなければいけないのか、気付きの一歩から使命感へ受講者に変化が起きています。
環境基本計画改定支援、環境学習の担い手養成話し方講座、EMS職員研修でのグリーンコンシューマワークショップなど、これまで講演や講座を何度も依頼しています。
一方的な講義ではなく、参加型で即実践につながる内容が多く、受講した講座を中学生の授業に取り入れることもでき、環境学習の幅が広がりました。
計画改訂支援では、コーディネーター派遣を依頼し、総花的な計画になりがちなところをリーディングプロジェクトに絞り実現可能な施策を盛り込むことができました。
環境市民は1992年、ブラジルのリオデジャネイロで地球サミット(国連環境開発会議)が開かれた年に京都で誕生しました。社会の流れを変えるため、地域での実践活動から地球環境問題解決のための政策提案まで幅広い活動フィールドを持ち、自治体や企業などとのパートナーシップ活動にも積極的に取り組んでいます。環境大臣賞・グリーン購入大賞など多数受賞。
<環境市民の特徴>
- 「地域」から社会を変える
- 環境問題に総合的に取り組む
- 誰もが参加できる団体
- 行政や企業などへの提言ができる専門性
- 課題解決・提案型の活動
本ウェブページの作成には「Panasonic NPOサポートファンド・助成事業」を活用しました。