21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
AIと共生する未来
カテゴリ: 電子かわら版コラム | 更新日:
このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

私がAIを初めて使用したのは3年前でした。
当時はまだ回答の精度が低く、間違いの多さが気になったことを覚えています。
しかし、昨年リリースされた生成AIの進化は目を見張るものがあります。
科学や法律といった専門分野であっても概ね筋の通った回答を返し、音楽や動画など高いセンスが求められる創作分野でも、一定水準以上の作品を生み出すようになりました。
このように急激な進化を遂げるAIが、私たちの暮らしにさらに深く浸透したとき、
未来はどう変わるのでしょうか。
膨大な時間を要した単純作業はAIが瞬時に処理し、
時には良き相談相手にもなってくれるでしょう。
AIを使いこなすことができれば、
これまで時間的制約で躊躇していた分野への挑戦や、
様々なアイデアの具体化が可能になります。
職場では、
生産性向上とコスト削減のために導入が加速することは間違いありません。
これは人手不足への福音となる一方で、若手社員にとっては
「下積みとしての作業経験」を積む機会を奪われる懸念もあります。
中堅社員にとっても、その進化の速度と影響範囲を考えれば、
うかうかとしてはいられない状況です。
過去、携帯電話やインターネットが普及した際も
「生産性向上によって余暇が生まれる」
と言われましたが、現実はストレスが増すばかりでした。
そう考えると、AIでひたすら生産性を追い求める社会よりも、
あえてAIへの依存度を下げ、
生身の人間同士のコミュニティを大切にする社会の方が、
実は幸せなのかもしれません。
そして多くの人々が抱く根源的な不安は、AIと人間との関係性です。
AIはドラえもんのように人間に寄り添う存在になるのか、
それともターミネーターのように脅威となるのか。
あるいは、対等なパートナー、
もしくは人間の身体の一部として融合していくのかもしれません。
人間とAIの関係性が決定づけられる分岐点。
それは遠い未来のことではなく、
案外、今年なのではないかという気がしてなりません。(くらげ)
参考:2020年2月26日のコラム「AIで蘇った美空ひばりさん」
<今週のコラムニスト>
ペンネーム:くらげ
小さい頃から、曲線に心惹かれています。海も空も曲線が美しい。
曲線が持つ無限のバリエーションはすばらしく、変化する様子は見飽きません。
曲線への興味を通じて、気候の勉強を始めたような気がします。
いつまでも、きれいな曲線を残したい。
















