環境NGO活動実践手法講座 | 認定NPO法人 環境市民

環境NGO活動実践手法講座

概要

NGO活動を行う上で直面している、あるいは今後直面するであろう様々な問題について、環境市民の活動経験をふまえ、外部からも経験豊かな講師を招き、参加者の活動に必要な知識や技術、視点を提供します。各回、簡単なワークを含み参加者同士の交流も促します。

講座内容

(2001年実施分の例、内容は組み替えることができます)

1.社会への影響力があるNGO活動を目指して
参加者の交流を促しながら、NGO 活動のミッションの持ち方や課題、問題の捉え方についてまなぶ。

2.調査研究活動をしよう
NGOにおける調査研究活動の意味にふれ、そのために必要な資源やモチベーションのあり方について考える。

3.活動の企画、組み立て、会議の方法
会議の進行方法など具体的な活動手法を学ぶ。与えられた条件下で具体的な企画をし、その過程をグループで共有する。

4.パートナーシップ活動
行政が環境NGOに事業委託するという設定で行政職員、NGOスタッフをロールプレイングで体験。パートナーシップの意義や手法、条件等を学ぶ。

5.楽しく、強い、そして柔軟な組織に
ボランティアの主体性を引き出し、ボランティアの自律を促す手法について学ぶ。

目的

運営手法、活動企画等、環境NGOの運営実務に必要な実践的情報を提供し、地域の環境NGO活動を、より活性化させる。

背景

近年、環境活動は盛んになりつつありますが、グループ活動を自主的に立ち上げるには、人材や運営資金の確保など様々な問題に直面します。ようやく立ち上げた後も、会計処理、広報などの運営実務、人材活用のノウハウ、調査活動や企業・自治体への提案手法など、活動ノウハウの未熟知から、活動が停滞しているグループも多く見かけます。こうした課題解決に向けて、活動に関わっている人たちへの支援を行う必要があります。

対象:環境NGO活動の実践者、またはNGOを立ち上げようとする人たち
形態:各回3時間程度で全6回、参加型ワークショップで
実施時期:応相談
分野:人材育成、市民活動
企画:環境市民
企画料:応相談
実績:環境事業団からの委託にて同様の講座を京都市内で実施(2001年度、2002年度)

参加者の感想

行政とNGO、NPOとのパートナーシップのあり方について、ワークショップで具体的に考えられた。
やりたいことは自分の中にあり、それをどのようにして発言していけばいいのか、その手法が学べそうです。