災害派遣と集団自衛権 | 認定NPO法人 環境市民

災害派遣と集団自衛権

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

不意を突かれ、冬用タイヤに履き替える前に雪が積もってしまった、
12月初旬。
お昼には雨に変わったので、路面の安全を確認し、
その日のうちにタイヤ交換に行きました。

私の住まいは徳島県中部の山間部。
みなさんもニュースなどで耳にしたかもしれませんが、
県西部では3日にもわたり孤立した集落があるほどの大雪で、
県から自衛隊に災害派遣の要請がなされました。
一方、今回の選挙結果を踏まえて個別法整備へと議論が進む
可能性が高い、集団的自衛権。
実際に行使された場合、海外での攻撃にまず参加することになるのも、
間違いなく自衛隊でしょう。
想像するに、災害派遣の任務に当たる自衛官は、
その任務に誇りややりがいを感じる人が多いだろうけど、

では集団的自衛権が行使され海外での戦闘に参加する場合、
その任務に心から誇りを感じられる自衛官はどれだけいるのだろうか?
期せずして自衛隊について考えさせられる機会が続いたので、
自衛官ひとりひとりに、思いを馳せてみたのでした。
(ともねん)
─ボランティアスタッフが交代でお届けしています─