クビになってもいいもんね | 認定NPO法人 環境市民

クビになってもいいもんね

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

とある行政の委員を務めて4年目になりました。私は市民
代表という立場の委員です。
それぞれの委員がとても真剣かつ情熱的で、おもしろい会議
だったのですが、昨年、行政のトップが替わったことから
雲行きが怪しくなってきました。

今年度、一番うるさがたの委員がクビにされました。
委員長もすげかえて、今までのがっちり固まった体制を揺さ
ぶりにかけてきました。
あらかじめ決められた短時間、決められた回数で、自分たち
が聞きたいことだけを審議してもらう委員会にしようとして
いるようです。
昨年までの議論を見ていたら、そんな枠内ではとうてい収ま
らない会であることは明らかなのに。
委員会の席上での行政委員のはっきりとやる気のない態度に
気持ちをそがれています。

行政の思いがどうであれ、私たちはその制度がよいものに
なるよう、うまく機能するよう、意見を出したり作業したり
することが、依嘱された委員会でのミッションです。
幸いにも市民委員は皆、情熱を持ち続けています。
こうなったら、来年度はクビになることをめざすぐらい、
前のめりの姿勢で会議をリードできればいいな、と思います。
(げの字)