どうだす? 製品のいいとこ あかんとこ | 認定NPO法人 環境市民

どうだす? 製品のいいとこ あかんとこ

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

企業にとって製品をつくる際の環境負荷に関する情報をどう出すかは常に悩み。そこで最近発見したおもしろいサイトを一つ。

先進的な環境の取り組みでよく知られるパタゴニア。パタゴニアのウェブサイトにフットプリント・クロニクルというサイト。【こちら

ここをみると、ジャケットやセーターなどの商品がならんでおり、その製品の原料がどこで採取され、縫製、梱包されているか、さらに製品をつくる際のCO2排出量や水の使用量などのデータが紹介されています。

おもしろいのは、環境負荷の側面からみた、製品の良い点、悪い点、そして「私たち考え」を紹介したコーナー。パタゴニアがどう考えて判断したか、が書かれている。

製品をつくる以上環境負荷はかかる。企業だって悩む。それがオープンになっているのが面白いし、消費者としては安心する。

コメントするページもちゃんとあり、意見を送るとたくさんの情報が返ってくる。

「消費者からの情報は次の商品開発のヒントになる」とパタゴニアの方は言っていた。

持続可能な社会にふさわしい企業のコミュニケーションのあり方のヒントをみたような気がする。 (ま)