原子力ポスターコンクール!? | 認定NPO法人 環境市民

原子力ポスターコンクール!?

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

環境市民で「あれ?ほんと?と思った環境CM、広告」を21日まで募集していました。おもしろい企画だなあと、集まった意見とまとめの発表を楽しみにしています。さて、CMとは–pagebreak–少し違うけれど、こんなすごいPR事業もあったってご存じでしたか? 「第17回原子力ポスターコンクール」。主催は文部科学省と資源エネルギー庁です。ウェブサイトはこちら

子どもたちが描いたポスターには、「原子力は地球を守る」「地球にやさしい原子力」「自然に優しいエネルギー」とあごが外れそうなコピーが並んでいます。学校単位で申し込んでいるところもあるみたい。子どもに正確な情報を伝えないまま、こんな刷り込みをしてもいいのか!?

このコンクールには1700万円以上の税金が投入されているそうです。誰がそんなことに私の税金を使っていいと言ったあ!と叫んでしまったのは私だけではないはず。ちなみにJARO(日本広告審査機構)は2年前「原子力発電はクリーンな電気のつくり方」という電気事業連合会(電事連)のコピーに対して不適切な表示という裁定を下しています。

どうせ仕分けをするなら、こういう事業をやらんかい!と、声を大にしてご一緒に叫びましょう!

(げの字)