21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
★受付締切ました★オーストラリアのエシカル消費最前線 ~ITを活用したエシカルファション推進事例~ 10/23(金)@東京
あなたの着ている服は、人・地球・生き物を大切にしたものですか?
私たち人類は地球1.5個分の資源を使い、奴隷状況で働いている人は世界に約3000万人もの人が奴隷状態で働いている、と言われています。
オーストラリアで、ファッションブランドが環境・社会にどのようなインパクトを与えているかの情報を見ることができるアプリ「Good on You」を開発したことで注目される、エシカル・コンシューマーズ・オーストラリア代表のゴードン・ルノフ氏を招き、オーストラリアでのエシカル消費推進最前線を聞きます。
また、日本で持続可能・エシカルな消費を推進するNGOから取り組みを紹介し、パネルディスカッションは、中原秀樹東京都市大学教授(国際グリーン購入ネットワーク会長・日本エシカル消費推進協議会副代表)がモデレーターを務め、市民のチカラでエシカル消費をすすめるためにできることを考えます。
※逐次通訳つき
と き:10月23日(金)午後1:00受付開始
午後1:30から5:00ごろまで
ところ:主婦会館 8Fパンジー (詳細アクセスはこちら)
JR「四ッ谷駅」 麹町口 徒歩1分
住所 東京都千代田区六番町15
定 員:40人★申込締切ました★
10/24(土)開催京都会場はまだ余裕があります(詳しくはこちら)
主 催:認定NPO法人ACE、認定NPO法人環境市民
参加費:主催団体会員・学生1,000円、NGO・一般1500円、企業2,000円
問合せ:環境市民までメール(life@kankyoshimin.org)または電話 075-211-3521(平日10:00-18:00)にてご連絡ください。
※本セミナーは、アサヒビール学術振興財団、地球環境基金の助成金を活用して実施いたします。
プログラム
●ゴードン・ルノフ氏講演
・エシカル消費とは何か
・Ethical Consumers Australia、Good On Youの紹介
・オーストラリアのエシカル消費事情
・エシカル消費を推進していくためのカギ
●事例紹介
・ACE「コットン産業の児童労働とACEの取り組み」 成田 由香子
インドコットン生産地の児童労働の現状やACEのプロジェクトについてと日本でのエシカルファッション推進のための取り組みについて
・環境市民「これからの持続可能な消費/グリーンコンシューマー活動」 有川 真理子
●パネルディスカッション
モデレーター:東京都市大学 大学院環境情報学研究科 教授 中原秀樹
パネラー:
・エシカル・コンシューマーズ・オーストラリア 代表 ゴードン・ルノフ
・認定NPO法人ACE 代表 岩附 由香
・認定NPO法人環境市民 チーフコーディネーター 有川 真理子
プロフィール
●ゴードン・ルノフ
人々が価値にあった消費選択が簡単にできるようにすることをミッションとする「エシカル・コンシューマーズ・オーストラリア」の共同設立者兼代表。エシカルショッピングを実践できるアプリとウェブサイト「Good On You」(リンク)を立ち上げる。オーストラリアのタイプⅠラベルである「環境チョイス」を運営する「Good Environmental Choice Australia」会長。オーストラリア消費者連盟 副議長、電気通信産業オンブズマンの消費者代表。社会的弱者に法的支援を行なう「Justice Connect」役員会委員長でありプロボノで法的支援も行なう。オーストラリア最大の消費者団体「CHOICE」で政策とキャンペーンのマネージャーも務めた。国際消費者機構の審議委員、オーストラリア政府消費者問題諮問委員会のメンバーでもある。
●中原 秀樹
東京都市大学 大学院環境情報学研究科 教授。国際グリーン購入ネットワーク会長、前環境経営学会会長。東横女子短大助教授、マンチェスター・メトロポリタン大学客員教授を経て武蔵工業大学環境情報学部教授、現職に。専門は持続可能な消費。2007 年国際組織 CCNの「国際的な消費者教育に貢献した代表人物賞 2007」を受賞。
●岩附 由香
認定NPO法人ACE代表。1974年東京生まれ。上智大学在籍中に物乞いをする子どもに出会い、児童労働問題の研究のため大阪大学大学院国際公共政策研究科に進学、その在籍中に、ACEを立ち上げ、以後代表を務める。リオ+20国内準備委員会委員、国際協力NGOセンター理事(2015年6月まで)も担う。内閣府による「社会的責任に関する円卓会議」運営委員、児童労働ネットワーク事務局長。桜美林大学講師。
●成田 由香子
認定NPO法人ACE 子ども支援事業チーフ インド・プロジェクトマネージャー
福島県出身。宇都宮大学国際学部国際社会学科卒業。インドのタタ社会科学研究所ソーシャルワーク修士課程修了、インドNGOでのフィールドワークを経験。労働組合UIゼンセン同盟(現 UAゼンセン)国際局勤務、在印日本大使館での草の根・人間の安全保障無償資金協力外部委嘱員勤務を経て、2007年5月より現職。インドを中心に児童労働をなくし子どもの権利回復をめざす現地プロジェクトの立案・実施管理を行う他、日本での啓発活動やソーシャルビジネスの推進等を行う。
●有川 真理子
認定NPO法人環境市民 チーフコーディネーター/理事。企業や自治体、NPOとの協働によりグリーン購入、グリーンコンシューマーをすすめる事業を多数コーディネート。広報兼任。2014年12〜3月に外務省主催2014年度NGO海外スタディ・プログラムを活用しアドボカシーや持続可能な消費について調査・研修のためシドニーに滞在。ブログSydney diaryで一部紹介。
団体プロフィール
●認定NPO法人ACE
世界の子どもを児童労働から守るために活動する国際協力団 体。1997年学生5人で設立。支援地であるインドのコットン生産 地域とガーナのカカオ生産地域で作られたものを原料とした商品の 企画・開発や、エシカルファッションカレッジの開催など、企業と 協働して児童労働のない社会の実現を目指す。2013年森永製菓と 共に日本パートナーシップ大賞「準グランプリ」受賞。ウェブサイトはこちら(リンク)
●認定NPO法人環境市民
個別課題の根底にある問題に総合的かつ戦略的に取り組む、今までに日本にはない環境NGOを創ろう」という思いのもと市民、専門家等が中心となり1992年に設立。日本で初めて、消費者からライフスタイルや企業活動を変えていくグリーンコンシューマー活動を具体化し全国に展開。グリーン購入法の制定にも影響を与え、2004年にグリーン購入大賞環境大臣賞を受賞。