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里山と京町家で、生き物の魅力とエネルギーの未来を感じよう! 野の塾(里山・町家編)
里山と京町家で、生き物の魅力とエネルギーの未来を感じよう
昨年3月11日の東日本大震災と原発事故以降、「節電」が国民的課題となっていますが、がまん・しんぼうには限界があり、継続性や効果でも多くは期待できません。ライフスタイルやエネルギー供給のあり方そのものの転換が必要です。ただし、そのことが身近で実現可能性が高く、かつ「豊かさ」が感じられる必要もあります。
この取り組みでは、電力に頼らない“涼”“暖”のとり方や、将来重要性を増すバイオ資源と自然の保全的利用について学ぶとともに、これからの「豊かさ」についても考えます。そのことで、3.11後のライフスタイルやエネルギー利用のあり方について、関心を持つ人を増やしていきたいと考えます。
実施内容
【夏】夏の京町家で、いにしえの知恵を科学の目で見る
~電力に頼らない“涼”のとり方と、その効果~
松原斎樹教授は、人間の心と身体にとって望ましい住環境デザインのあり方について,主に温熱環境,視覚環境,聴覚環境などの側面から研究されています。古人の知恵や京町家のしつらえが、実際に効果があることを京町家で感じてもらいます。
と き:6月9日(土)午後1:00から4:00(開場12時30分)
ところ:釜座町家(斧屋)(京都市中京区三条通新町西・北側)
講 師:京都府立大学 松原斎樹教授
参加費:500円(環境市民会員は200円)
主 催:NPO法人環境市民
共 催:NPO法人 京町家再生研究会
【秋】秋の里山の宝さがし
~秋の里山は、恵みの宝庫 彩り、食べ物、~
片山雅男教授は、別名「歩く植物図鑑」と呼ばれています。里山の豊かな生物相がもたらす食料や燃料源としての恵みと、人の関わり・営みなど、豊富な話題とあわせて楽しく学ばせてくださいます。
と き:10月14日(予定)- 午前から夕方
ところ:京都西山 環境市民・森のフィールド(こもれび小屋)
講 師:夙川学院短期大学 片山雅男教授
参加費:500円(予定)
主 催:NPO法人環境市民
【冬】京町家で、身近で新しいバイオ資源と出会う
~里山の恵みを暮らしに活かす~
京都ペレット町家ヒノコさんで、ペレットストーブを紹介してもらいます。ペレットストーブの利用が広がれば、地域資源の活用や脱化石燃料、さらには脱原発社会の実現を後押しする力にもなります。里山の恵みを暮らしに活かすことの素晴らしさを実感してもらいます。
ところ:12月2日(日) 午後から夕方
ところ:京都ペレット町家ヒノコ(中京区寺町通二条下る)
講 師:ヒノコさんから
参加費:500円(予定)
主 催:NPO法人環境市民
共 催:京都ペレット町家ヒノコ
一緒に企画してくれるボランティア募集
一緒にこのイベントの企画運営に参加したいボランティアも募っています。企画運営は参加以上に楽しさ、得るものがいっぱい!関心のある方は下記までご連絡ください。
特定非営利活動法人環境市民 担当:堀
604-0934 京都市中京区麩屋町通二条下る 第2ふや町ビル405
Tel.075-211-3521 Fax.075-211-3531
life@kankyoshimin.org