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世界の環境都市を行く
世界の環境都市を行く(部分執筆)
この本の第3章ドイツのハム市、エッカーンフェルデ市の事例紹介と環境首都コンテストを環境市民のメンバーが執筆しました。この本全体も実例の紹介が中心で、エコシティーづくりの格好の参考本になっています。
内容
1 公害都市からの再生
(1) 「シャツがすぐに汚れる街」からの大変身 チャタヌガ(アメリカ)/(2) 「呼吸する街」をつくって大気汚染を克服 シュツットガルト(ドイツ)/(3) 不便さを受け入れる町づくり 水俣市(熊本県)/(4) 区民参加でエコポリスをめざす 板橋区(東京都)/(5) 産学官民あげての環境産業の振興 北九州市(福岡県)
2 自然破壊からエコ先進地区へ
(1) エコツーリズムで観光立国 コスタリカ/(2) 「氾濫する川」を復活させる ライン川・ドナウ川(オランダ・ドイツ・オーストリア)/(3) ウェールズのエコロジー・テーマパーク CAT(イギリス)/(4) 鉛製錬の技術をいかしリサイクル事業をおこす 鶯沢町(宮城県)/(5) 風力発電のメッカになった 立川町(山形県)
3 都市計画で環境首都をめざす
(1) 「緑の改革」の先駆者 クリチバ(ブラジル)/(2) 21世紀の環境施策を先取りした北欧のエコポリス イエテボリ(スウェーデン)/(3) お金をかけない環境対策で環境首都に エッカーンフェルデ(ドイツ)/(4) 社会実験で改良点を見出していく ハム(ドイツ)/(5) 日本に環境首都をつくろう——スタートした「環境首都コンテスト」
〈発行年〉2002 年
〈サイズ〉新書版 243 ページ 819円(本体780円)
〈発行〉 岩波書店
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