21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
ワークショップ「買い物ゲーム」のご案内
グリーンコンシューマー=環境を考えて行動する消費者として行動することを促すために、環境の観点から商品やお店を選ぶのに役立つグリーンコンシューマーの具体的な知識と方法を学びます。
実際に商品にさわって選ぶ体験とグループでの討論を通じて、身に付けることのできるワークショッププログラムです。
暮らしから取り組む温暖化、生物多様性が分かる「買い物ゲーム」
グリーンコンシューマー=環境を考えて行動する消費者として行動することを促すために、環境の観点から商品やお店を選ぶのに役立つグリーンコンシューマーの具体的な知識と方法を学びます。
実際に商品にさわって選ぶ体験とグループでの討論を通じて、身に付けることのできるワークショッププログラムです。
目的
一般市民に、実践・継続しやすい環境活動である「グリーンコンシューマー活動」を普及することによって、グリーン市場の形成等に寄与する。
背景
環境を大切にした持続可能な社会を構築するには、市民に実践・継続しやすい環境活動を普及することが重要です。同時に企業の環境活動を促進するためにも、グリーン市場の形成・拡大は欠かせない要件です。そのために、市民の日常的な行動である商品購入に「環境」の視点を入れる「グリーンコンシューマー活動」が有効であるとの認識が広まっています。環境市民は前身団体も含めて10年以上前からグリーンコンシューマー活動の普及・啓発につとめてきました。
対象:一般市民、また消費者運動、環境活動、グリーンコンシューマー活動に関心のある人たち
形態:3時間程度、参加型ワークショップ
時期:応相談
分野:ライフスタイル、消費生活
企画:環境市民・グリーンコンシューマーグループ
企画料:応相談
実績:毎年数十件の実施
(写真)教材の一例。紅茶を選ぶならペットボトル? ティーパック?リーフティ−? トマトを選ぶならトレーに入ったもの?露地栽培もの?
参加者の感想
・値段以外で買い物を考えはじめると、多くの視点がある。いつも気にせずに購入していた商品に対する見方が変わりました。
・便利、快適は、実は時間のない、ほっとタイムを一人で過ごす、貧しい生活なのですね。大量消費社会は、ますます心が荒んでいきそうですね。
・生活者として、身近な人たちに、今日学んだことを知らせてあげられる。
・環境問題は「人間の問題」との立場から、ネガティブキャンペーンではなく、人間の情緒の面から内発的なものでとらえるべきと改めて感じた。
・何もしなければ何も変わらない。消費者が発信することによって、生産、流通企業の販売の姿勢が変わるはずだ。
・自分たちの小さな選択の大切さを知った。身近なことで、環境問題に取り組める。私たちには可能性があるんだ。
備考
買い物ゲームは、1995年〜1997年度に環境事業団地球環境基金から助成を受けて、環境市民が開発したオリジナルのワークショッププログラムです。その後、全国各地に同様のプログラムが広まりました。
環境市民では、グリーンコンシューマーの視点から店を調査して、商品やお店を選ぶのに役立つグリーンコンシューマーガイドブック(買い物ガイド)を発行しています。その経験をもとに、同じような志をもつグループをサポートし、その地域での買い物ガイドを作成するための考え方やノウハウを提供するワークショップも行っています。詳しくは「グリーンコンシューマー養成講座」、「市民活動、消費者運動を元気にする講座」をご覧ください。