21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
エコロジーな次世代を育む
持続可能で豊かな社会を築いていくためには、経済・社会システムを変えるとともに、一人ひとりの意識・パラダイムを変革し、ライフスタイルや行動を変えていく必要があります。そのためには、知識偏重型でなく、豊かな感性を育み地域や社会の課題を自らの行動で解決していく能力を高める観点の環境教育の実践が重要かつ必須です*。
特に、子どもは近未来の大人であり、子どもへの環境教育は未来への投資といえます。ただ、環境教育の対象は子どもにとどまりません。子どもは周りの大人や、身をおく社会のあり方から大きな影響を受けます。子どもがそのもてる可能性を開花できるように、また大人自身が、自らの意識と行動を変えていけるように、環境教育の担い手づくり、プログラムの開発普及に力を入れ、全国各地で環境教育にとりくむNGO、自治体、学校等と連携を強め、他の4つのミッションに基づく活動とも戦略的にリンクさせて環境教育を展開します。
* 環境市民では、環境教育を、持続可能な社会づくりと連動させるESDの考え方を基礎においています
共に学ぶ
環境市民の環境教育では、どちらか一方が教えるだけではなく、学ぶ者と伝える者が共に育っていく「共育」という考え方を重視しています。また、自然環境について学ぶだけではなく、環境問題と自分自身の生活とのつながりを考える視点を入れるようにしています。
オリジナル教材・プログラム
こうした環境市民独自の視点を盛り込んだ教材やプログラムを、多数開発し、子どもだけではなく大人も対象に実施しています。