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特定秘密保護法の施行に強く抗議し廃止を求める(声明)
2014年12月10日
「特定秘密の保護に関する法律(以下「特定秘密保護法」という)」が、多くの国民の反対意見にもかかわらず本日(12月10日)施行されました。
特定秘密保護法は、多様な社会的課題の解決に向けて取り組む私たち市民団体の活動を危うくし、民主主義社会と相容れない内容のものです。また同法は、環境問題や環境と深く関わる経済問題に関する国際交渉情報、原子力発電に関する情報などへのアクセス、およびそれらの問題に対する政策提案を妨げる危険性をはらんでいます。さらに、最大の環境破壊である戦争を準備する法体系の重要な要素でもあります。
わたしたち環境市民団体・NPO・NGOは、このような特定秘密保護法が施行されたことに対して強く抗議するとともに、早期の廃止を求めます。私たちはそのために、多種多様な人びと団体と連携し、廃止まで諦めずに行動を続けます。
秘密保護法廃止を求める環境市民団体全国ネットワーク
(略称:NECOTAP [ネコタップ])
秘密保護法廃止を求める環境市民団体全国ネットワークNECOTAPについて
「秘密保護法廃止を求める環境市民団体全国ネットワーク(英語名称:Network of Environmental Citizen-Organization for Terminating the Act on the Protection of SDS/略称:NECOTAP [ネコタップ])」は、環境保全をすすめる視点から特定秘密保護法の廃止を求めるために、全国の環境市民団体・NPO・NGOが連携して、2014年4月6日に発足したネットワーク組織です。
参加団体:39団体(2014年12月8日現在)