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栃木県内の調査参加者からいただいた感想
栃木県下野市 環境問題を考える会 益子友幸さんからいただいた参加感想
全国スーパー店舗環境調査に参加して(感想)
2023年と2024年の秋、NPO法人環境市民の主催と3R全国ネットの呼びかけでスーパー店舗の環境調査(プラ容器包装の現状と削減への取り組み)が全国規模で行われました。栃木県では2つの市民団体が参加し、環境問題を考える会は下野市地区のスーパー店舗調査(2023年に3件、2024年に11件)を行いました。その結果まとめは2024/5/11(土)のプラ削減オンラインセミナーおよび2025/3/25(火)に京都市内で開催された結果報告&全国交流会で報告されたので、詳細はそちらを見ていただくこととし、ここでは実際にスーパー店舗の調査を行った感想とプラ容器に限らず注目された取り組み事例を紹介します。
まず注目すべきは青果物のはだか売り率で、全体のまとめ結果によると、その傾向は全国的に東高西低を示し、中でも栃木地区はトップレベルでした。これはうれしい結果ですが、なぜ栃木地区が高いのか理由の解明と更なる拡大が今後の課題です。京都での交流会では全国各地の参加者と多様な意見交換ができ、大変有意義な集会になりました。なお、各店舗の調査で注目された取り組み事例としては、はだか売り(バラ売り)特設コーナー、ペットボトル等のポイント還元回収、紙パック(禁忌品)の回収再資源化、賞味期限間近品の特売場、リユース皿による刺身の盛りつけ販売、ポリ袋使用節約の呼びかけ等があり、プラ容器包装やフードロスの削減に向けた事業者の姿勢が感じられました。以下、実際の事例を写真で紹介します。(2025/5/28)