21世紀、地球を、地域を、生活を、持続可能な豊かさに
滋賀県内の調査参加者からいただいた感想
滋賀県地球温暖化防止活動推進員 本江宗明さん、松田明子さんからいただいた感想
<「お店のプラ調査」に参加して>
スーパーマーケット、ドラッグストア、を回りましたが 経営母体により包装形態が違うのが感じられました。又自分自身の思い出から 前は八百屋さんでは全て「はだか売り」だったと思いますが、いつから包装されるようになったのか?と考えてみましたがなかなか思い出せません。
<2025年3月25日京都市内で開催した調査報告&全国交流会に参加して>
途中までしか参加できませんでしたが、包装プラに関して 熱心に調査、研究されている組織、団体が全国各地に有る事を知ることが出来ました。これから調査結果をどのように利活用、展開していくのかがポイントになりますが 海外事例等々参考にして地域消費者、地域流通業、地域行政に知ってもらい、行動してもらうことが出来れば良いのではと思いました。
後日、調査に参加した推進員と分析結果を共有したとき、はだか売り面積20%のお店を増やすために、お店にある「お客様の声」を使ってよい取り組みを褒めていってはどうだろうか、また、消費者自身も「大切な食べ物」に対する意識を変える必要があるということで、自分たちの講座でも今回の気づきを伝えていきたいという意見が出ました。このような現状が変わらない限り、気候変動は止められないと改めて思っています。
滋賀県地球温暖化防止活動推進員 本江・松田
まるえこ近江八幡 岡明子さんからいただいた感想
お店のプラスチック調査及び3月25日の「報告&交流会」に参加させていただいた感想
私はもともと日本の小売においてプラスチック包装が多すぎるという不満があり、個人的には不要な包装がより少ないものや、個包装していないものを普段から選んでいますが、自分ひとりの消費行動では、大きな企業の商習慣や他の消費者の意識を変えることはできないだろうという諦めをもっていました。そのような状況で、今回の調査は、同じ問題意識の人と繋がり行動を起こす第一歩として、私にとってはまさに希望の光でした。具体的アクションを生み出し、道を作ってくださるプロジェクトリーダーである堀さんには感謝しかありません。
3月25日に開催された「報告会・交流会」で印象に残った点をいくつか述べると、まずは、総合地球環境学研究所の浅利教授によるシチズンサイエンスの知見の共有が面白かったです。学術的・客観的に課題や強み弱みをまとめて下さっていたので、モヤモヤしていたことも整理できました。そして、市民と研究者の橋渡しをする人材が非常にまだ貴重な存在である点において、堀さんのリーダーシップのすごさを再認識しました。
また、第一部最後の調査参加者の感想披露や第二部での各地からの報告では、それぞれの足元の活動と今回の調査への取り組み姿勢や課題の共有などがあり、大変参考になりました。もともと、市民活動は、理想は大きいなかでの地道な取り組みの継続であり、他の頑張っておられる方のお話を伺うことはとても大きな励みになりました。普段の活動のテーマは私も含めて様々ですが、未来に誇れる地球環境を残したい、その一環としてプラスチック包装を減らしたいという心意気で、太い繋がりを感じられた素敵な会でした。ありがとうございました!